今回は、建築学生が学生生活を送るうえで必要なものにかかる出費についてまとめています。
これから建築学生になる方やその親御さんに向けた内容となっています。
本記事を読むと分かること:
- 建築学生に必要な出費の種類
- それぞれのおすすめアイテム(サービス)
建築学生の出費を3つに分けます。
入学時の初期費用・授業や課題で必要なもの・課題で必要なもの+α
それぞれ詳しくしたものを以下に説明していきます。
入学時の費用
入学時の初期費用をまとめてます。
- スーツ
- 家具
- パソコン
- 1人暮らしの場合は家賃等の初期費用
それぞれ説明していきます。
スーツ
スーツが必要な理由は入学式で着るためです。
基本的には、入学式で使った後はほぼ出番がないです。
なので入学式で使うスーツを就活でも使えるようにすると、無駄な出費が減るのでオススメです。
家具
家具は実家暮らしなら必要ないと思っているかもしれませんが、実はそうでもないということを説明していきます。
では何が必要かといいますと、
- 広めの机
- 椅子
この2つになります。
広めの机が必要な理由としては、家で製図をするためです。
建築学生は必ず製図の課題が出されますので、その環境づくりだと思ってください。
椅子に関しては、体を疲れさせないためのものです。
建築学生はどうしても机に向かっている時間が長くなりますので、、、
とはいえ、この2つは絶対に新しいものを買う必要はありませんので、無理のないように検討してください。
一応参考として、おすすめの机と椅子を紹介します。
机の寸法は、幅1200mm奥行き600mm程度が大学の製図室でもよく採用されている寸法です。
椅子に関しては、コストパフォーマンスを考えるとゲーミングチェアをおすすめします。良い椅子を探すとなると10万円~かかってしまいますので。。
上から順に、業界知名度が高いメーカー、Amazonベストセラー、となります。
パソコン
パソコンは様々な用途で必要となります。
授業や実験のレポート、設計課題での図面、、というように必要不可欠なものになります。
必要なことは分かるけど、結局何を買えばいいのか分からないという方には、AppleのMacBook Airをおすすめします。
※学校で推奨するパソコンがWindowsの場合も多いので、最初に調べておいた方が良いです。
MacBookをオススメする理由は、以下の通りです。
- 持ち運びやすい
- シンプルでかっこいい
- デフォルトでも十分な性能(※カスタム推奨)
- 使っている人が多いから分からないことを人に聞きやすい
何を買えばいいかと聞かれたら、とりあえずコレ!といえるのが MacBook です!
カスタマイズする場合は、Apple store で買いましょう。
詳しくは:建築学生におすすめのパソコン「必要なスペックと理由」
一人暮らしの初期費用
初期費用の目安
- 家賃~5万円:46万円
- 家賃5~6万円:50.5万円
- 家賃6~7万円:55万円
- 家賃7~8万円:60万円
- 家賃8~9万円:64万円
- 家賃9万円~:69万円~
家具・家電等は人それぞれ好みがあると思いますので、値段は変わってきますが参考にしてみて下さい。
ただ正直言うと無駄な費用が多すぎるので、上記の初期費用はもっと安くなります。
詳細:
授業や課題で必要なもの
授業や課題で必要なものについて、まとめています。
- 教科書
- 参考書
- 関数電卓
- 製図・模型用の道具
教科書と参考書については、担当の先生が指示したものを用意します。
授業で使う書籍類に関しては、メルカリ等で中古のものを買うことをオススメします。
教科書や参考書は、授業だけでしか使わない場合が多いからです。
中古品に苦手意識がある人や新品で買いたいと思うものだけ、新品で買いましょう。
関数電卓
関数電卓とは、普通の電卓とは違い、対数や三角関数、積分などが扱える電卓のことです。
建築学科の授業では、構造系の授業や環境系の授業、実験などで使われています。
テストにおいても必要となる場合がありますので、用意しておきましょう。
学生生活の中で使うものとしては、そこまで高性能である必要がありません。
個人的に、1万円以上するものは高いと感じます。
私が使っている関数電卓を紹介しておきます。
これは大学の生協で適当に買ったものですが全く不便を感じていませんし、リーズナブルなのでおすすめできます。
製図・模型用の道具
製図・模型のために最初に買っておく道具は、以下の通りです。
- 平行定規(製図板)
- 図面ケース
- 製図用ペン
- 消しゴム、スティックタイプの消しゴム
- 三角定規、勾配定規
- 三角スケール
- ドラフティングテープ(マスキングテープ)
- 字消し板
- 製図用ブラシ
- 円定規テンプレート
詳しくは:【建築学科】最初に買うべき製図道具10点
- 金尺
- 30°カッター・替え刃
- カッターマット
- スコヤ
- スチのり
- スプレーのり
- クリーナー
- ピンセット
- スチのり用注入器
詳しくは:【建築学科】最初に揃える模型道具10点
これらが道具として最初に用意しておくもので、実際に製図をする際や模型を作る際には+αで材料が必要となります。
ここでは、道具の中で一番大きな出費となる、平行定規の参考資料を添付します。
下記の表は、レモン画翠さんがまとめてくれているものです。(ありがたい)
ちなみに私のオススメは、MUTOHのライナーボードUT-06です。
理由は、軽量で裏面に滑り止めがあるからです!(私も使ってます!)
正直どれを選んでも問題はないので、後は好みです笑
下記表の価格は、セール価格となっていますので実際はもっと高いです。。
課題で必要なもの+α
授業課題において必須なものと、設計課題であった方が良いものをまとめます。
- officeソフト(WordやPowerPoint、Excelなど)※必須
- 図面用ソフト
- デザイン用ソフト
officeソフトに関しては、授業や実験の課題でレポートをまとめるために必ず使います。
図面用のソフトは、CADやBIMといった図面を描くためのソフトのことです。大体の大学では、オートデスク社の製品を使っています。
デザイン用のソフトは、Adobe社のPhotoshopやillustratorなどのことです。
officeソフト以外は、1年生のうちに授業で使うことはほとんどないので後回しにして大丈夫ですが、あったら便利なので紹介しました。
大学によっては、色々なソフトが無料で使えることがあるので確認してから買いましょう。
まとめ
今回は、建築学生に必要な出費一覧ということでまとめてきました。
内容をまとめると、以下の通りです。
- スーツ(レンタルがおすすめ)
- 家具(広い机と疲れない椅子はあった方が良い)
- パソコン(Macbook Air がおすすめ)
- 一人暮らしの場合は、家賃等の初期費用
- 関数電卓
- 製図・模型道具
- officeソフト
建築学生ライフを満喫するためにも準備をしておきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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