今回は、建築学科3・4年生の授業内容と過ごし方について説明していこうと思います。
これから建築3・4年生になる方や建築学科に興味がある方に向けた内容となっています。
✅ この記事を読んで分かること
- 建築学科3・4年生の主な授業内容
- 時間割の例
- 3・4年生で大変なこと
- 過ごし方について
主な授業内容
まず3年生になると、意匠系に進むかどうかを選択する大学が多いです。
簡単な例としては、設計製図の授業が必修ではなくなることがあります。
ここで設計の授業を取る人は、基本的に意匠系に進む人たちです。
授業内容に関しても意匠系かどうかで大きく変わってきます。
それぞれ重要なポイントをまとめると以下のようになります。
- 3年前期 : 設計課題、実験
- 3年後期 : プレゼミ
- 4年生 : ゼミ
3年生前期
3年生前期は先ほど述べたように、意匠系に進むかどうかで設計製図の授業を取る人取らない人が出てきます。
取る人にとっては、今まで通り設計課題をしていきますが、内容としてはハードになっています。(求められるレベルが上がる)
取らない人にとっては、今までで一番楽に感じると思います。
実験に関しては、環境系と構造系があります。
大学によって、選択式か両方やるかが分かれます。
3年生後期
3年生後期は、それぞれ自分がやりたい分野についての研究室に所属してプレゼミとして活動していきます。
なので、メインとしては自分の入った研究室の内容となっています。
3年生後期に入った研究室が4年生での研究室と同じかどうかは大学により違うので、しっかり確認しておきましょう。
どんな研究室があるか分からないという方は、
【種類/特徴】建築学科の研究室選び・研究の流れ|就活への影響を参考にしてみて下さい。
4年生
4年生に関しても、3年生後期のように自分のやりたい分野に関する研究室に所属して活動することになります。
3年生と違うのは、通年でゼミ活動があるという点です。
前期の時点で、卒業研究や卒業設計の方向性を決めて、後期の提出期限までに終わらせるという流れになっています。
前期や後期の終わりに発表があるので、計画的に進めていく必要があります。
時間割の例
ここでは、建築学科3~4年生の時間割の例を紹介します。
これらは、私が実際に組んだ時間割となっています。
※ 私は設計製図の授業を取っていませんので3年生前期を見る際は気を付けて下さい
科目について補足:
- 一般は、数学や物理、英語、人文系、体育などのこと
- 専門は、建築関係の専門科目のこと
3年生前期
3年生前期は、人によって忙しさが変わります。
私の場合は、設計製図の授業を取っていなかったのであまり忙しくなりませんでした。
特徴としては、2年生より専門性が上がるということが言えます。
3年生後期
3年生後期からは、しっかり単位を取っていれば、授業数を減らせます。
プレゼミは、教授によってコマ数が変わる場合があります。
4年生
4年生になれば、ゼミだけを取っていれば卒業できるくらいになります。(単位を取っていれば)
大変なこと
ここでは、何が大変かについて書いていきます。
3年生前期
3年生前期では、
設計を取るならば設計が一番大変になるでしょう。(私の周りの人は大学に泊まり込みしてました)
実験の授業はおそらく、レポートの書き方が少々つまづくポイントになると思いますが、授業をしっかり聞いていれば大丈夫です。
設計が無ければ、かなり楽なので(今までと比べて)そんなに大変なことはないです。
3年生後期・4年生
3年生後期からは、人によって進路が変わり、一概には言えないということで、省略させていただきます。
ただ、1つあるとすれば、ゼミ内での人間関係です。
先輩や同期と仲良くできないと、気まずくてゼミの時間が苦痛になります。
無理に仲良くなる必要はありませんが。
過ごし方について
3・4年生の過ごし方については、意匠系に進むかどうかでかなり変わってきます。
意匠系に進む人は今まで通り、むしろそれ以上に忙しいです。
それ以外でも忙しい人はいますが、1・2年生の時より忙しくなるのは卒業研究の時くらいです。
意匠系に進まない人に関しては、3年生前期からだいぶ楽になるので、割とのんびり過ごすことができます。
就活もあるのでのんびりしてばかりではダメですが。。
最後に
今回は、建築学科3年生と4年生の授業内容や時間割の例を説明してきました。
内容をまとめると、以下のようになります。
- 3年生で意匠系かどうか決める
- 意匠系は今まで以上に忙しい
- 設計を取らなければ割と楽
- 3年前期は実験と設計(取る人は)がメイン
- 3年後期からはゼミがメイン
3年生以降になると、それぞれの進路に向かって動き始めるので、授業内容に関しては皆さんが決めると思っていただくのが一番かもしれません。
今回の内容が参考になっていれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも建築学科に関する情報を取り扱っていますので、ぜひ見ていってください!
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