今回は、必修科目ではない設計の授業は取った方がいいのかについて書いていこうと思います。
必修科目でない設計授業は、例えば2年生までは必修だったが3年前期から必修でなくなるような場合などを意味します。
結論から!
意匠系もしくは都市系の研究室に行く可能性が少しでもあるなら取るべし!
何だ当たり前じゃんと思ったかもしれませんが、以下に理由も説明していきますので良かったら見ていってください!
設計を取る理由
先ほど結論として、意匠系や都市系の研究室を志望する可能性が少しでもあるなら取った方がいいということを述べました。
それは以下の理由があるためです。
・研究室に入る条件
・将来の仕事
研究室に入る条件
設計の授業を取らないで、研究室では意匠系や都市系の研究室に所属したいと思っても志望する研究室に入れない可能性が高くなります。
研究室によっては、設計授業の単位を取っていることが条件になっている場合があるからです。
また、設計授業を取っていることが条件でなくても、ほかに志望者が多数いるかもしれません。
その場合、設計の授業を取っていないと取っている学生に比べて不利になる可能性が高いです。
将来の仕事
これは、研究室の条件の話とほとんど同じ意味になります。
そもそも、自分が将来は意匠系の仕事や都市系の仕事に就きたいと思っているなら研究室もそれぞれに合ったものを選ぶでしょう。
つまり、現状では分からなくても、将来を視野に入れたら意匠系や都市系の道に進むかもしれないと思ったら研究室選びから考える必要があります。
研究室選びを考えるということは、設計の授業を取るか取らないかの話に戻ってきます。
研究室に入る条件で述べたように、将来の選択肢として意匠系や都市系が頭にあるのならば、取るべきです。
ほかの研究室を考えている場合
ここでは、意匠系や都市系に進む気がない人について書いていきます。
ズバリ言いますと、設計の授業は取らなくていいです。
語弊が生まれしまうかもしれませんので、理由および例外について説明していきます。
取らなくていい理由
構造や環境、材料などに進むとしたら、研究室では設計の授業を通して学んだものを活かすことがないからです。
設計の授業を通して学んだことは、設計の分野で活きます。
もちろん全てがそうとは言い切りませんが、ほとんどは他の分野の研究室では発揮することはありません。
例外
意匠系や都市系に進む気はなくても、設計の勉強をしたいという人はいます。
そういう方々に関しましては、設計の授業を取ってください。
自分がしたいことなら、賛成です。
私は取る必要はないと書いていますが、それは勉強したい人に向けて否定的な意見を言いたい訳ではありません。
むしろ、好奇心をもって勉強をすることは素晴らしいことですし、研究室においてはあまり役に立たないということであって、今後建築に携わる身になるならいい経験になることでしょう!
必修でない設計授業のメリット
・周りの人たちのレベルが高く意欲的に取り組むことができる
・とりあえず受けてみるということができる(無理と思ったら落とせる)
というのがメリットです。
周りの人たちのレベルが高くなるのは、ほとんどの人達が設計を勉強したい人という環境ですので必然です。
周りを見て、自分も頑張ろうと設計に向き合えます。
逆に、周りのレベルが高くて自信がなくなるかもしれませんし、意匠系や都市系に進むことを諦めるかもしれません。
ただ、とりあえず受けてみようと思って設計授業を取っている人にとっては、この道は無理だとして違う選択をする機会になります。
必修ではないので、途中であきらめても単位を落とすだけで卒業にはほとんど影響しないからです。
最後に
今回は、必修でない設計授業は取るべきかという内容について書いてきました。
結論としては、少しでも意匠系や都市系の道に進む可能性がある場合は取るべきということでした。
大事なのは自分の進路を考えたとき、それが必要かどうか適切に見分けることだと思います。
進路について悩んでいる段階の人は、とりあえずとってみて後で考えるのがいいと思います。
今回は以上となります。
この記事を読んでいただきありがとうございました。
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