【卒業設計】ディプロマの手伝いはするべきか

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学生生活の質問
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今回は建築学生で、学部1~3年生が4年生の卒業設計の手伝いをする必要はあるのかという内容を、理由とともに書いていきます。

仲の良い先輩からの誘いがありどうしようか悩んでいる方、

人間関係を築くためには参加したほうがいいと思っている方、

その他いろいろな方々がいると思います。

そんな方々が決断をする際の手助けとなれたら嬉しいです。

結論

結論から申し上げますと、手伝う必要はないというのが私の考えです。

理由を話す前に、こんな方は手伝いをしに行ってもいいという例外を挙げます。

  • 先輩の設計や思想を近くで感じ取って自分の中に落とし込みたいと思う方
  • 先輩にとてつもない恩を感じていてお返しがしたい方

こんな方々は例外ですのでご了承ください。

理由

理由は以下2点です。

先輩の模型作りを手伝ったところでスキルは大して上がらない

シンプルに時間がかかる

それぞれ、説明していきます。

スキルは大して上がらない

入学したての時期の一年生は模型の作り方が分かるようになると思い、参加する人もいますが、普通に授業を受けていれば全く問題ないです。

また、全員にいえることですが、模型の手伝いをしていれば材料を切るスピードが上がったり道具の扱いにもなれたりするでしょう。

ですが所詮その程度です。

自分が設計をして自分の模型を作れば、下記の2つが得られます。

  • スキルアップ
  • 自分の成果物

自分の設計スキルを上げつつ模型を作るスキルも上げられるはずなのに、模型の手伝いだけをするなんてもったいないです。

時間がかかる

これは人にもよると思いますが、基本的に手伝いをするとなると一回当たりの作業時間も総合作業時間もかなりのものとなります。

時間をかける割にリターンが少なすぎるんです。

何十時間も手伝いをしても得られるのは、その場の人間関係、模型を作るスキル、手伝った先輩の設計について詳しくなる、こんなものです。

もちろん手伝いなのでお給料もありませんし、見返りはご飯を奢ってもらえるとかそんなもんでしょう。設計事務所とかでバイトしたほうがいいですね。

それだったら自分のために時間を使い、何かしらのスキルを磨いたほうが間違いなく良い時間の使い方になるでしょう。

人間関係はディプロマの場以外で

人間関係を築くためにディプロマの手伝いをしに行く人はよくいますが、この考えはおすすめできません。

先輩の誘い文句でも「人間関係が広がるよ」と言われるかもしれませんが、はっきり言って労働力の搾取のための言葉だと考えてしまいます。

間違いなく、手伝いをしに行けば人間関係は広がります。当たり前です。新しい環境に行けば誰だってそうなるでしょう。

小さい輪にいないで、講評会とか講演会とかいろいろあるのでそっちに参加してみてはどうでしょうか。

人間関係を築きたいのであれば、ディプロマ以外でいろいろな関わりを持つ機会を作るべきです。

最後に

私はディプロマ(卒業設計)を手伝うことをあまりお勧めしないという立場として書かせていただきました。

自分にとっての優先順位を考えてみたらモヤモヤがすっきりするかもしれません。

先輩と仲良くしたいというのが優先順位でトップになる人はなかなかいないと思います。

自分のスキルを上げたい方は、例え仲の良い先輩からの誘いでも断る必要があるということが分かります。

自分の人生の中で、学生という期間で何ができるのか、何をすべきか考えてみたらおのずと答えは出るのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

皆様が残りの学生期間を有意義に使えるように願っています。それでは、

合わせて:【初めての】建築設計課題の進め方

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