本記事では、建築施工管理の仕事に就きたいという学生に向けて施工管理就活についてまとめています。
この記事を読んで分かることは、以下3点です。
- 施工管理就活の進め方
- 面接について
- 就活でやっておいて良かったこと
私自身は、3年生の3月に内々定を頂き就活を終了しています。
やることをしっかりしていれば、早期内定も可能です。
そのためにも早めの対策をしておきましょう!
それでは、3点それぞれについて説明していきます。
建築施工管理就活の進め方
就活をいつから始めるのか、インターンはどうすればいいか、面接日程の内容を書いています。
また、外出を避ける状況においてどのように進めていくかについても書いていこうと思います。
日程
私が就活を意識し始めたのは、3年生が始まってからになります。
大学の周りの人を見ても、2年生から就活をしている人は少数派でした。
私は3年生の間で就活が完結しましたので、そのスケジュールの簡易的なものを下記に記載しておきます。
- 5~7月くらいにインターンシップフェアに参加
- 6~7月でインターンシップに応募
- 7月~インターンシップに参加し始める
- 3月:面接など受けて、内々定獲得
合わせて:【体験談】建築施工管理の就活日程
インターンシップ準備
インターンシップに参加する前に情報を得る必要があります。
そのため基本的には、土木・建築系だけのインターンシップフェアをおすすめします。
こちらに参加すれば、多くの建築系企業を知ることができることに加え、インターンの内容を知ることができます。
また、個人的には土木・建築系のみとなっているもの以外はいかなくていいと思ってます。
理由は、自分の興味のない企業があるとその分、建築系の企業が減ってしまうからです。
私も、1回だけ文理合同のインターンシップフェアに参加しましたが、正直見たいと思える企業が少なすぎてあまり価値を感じませんでした。
インターンシップの情報は他にも、マイナビやリクナビで仕入れていました。
インターンシップ参加
多くの学生は3年生夏から本格的にインターンシップに参加し始めます。
私がおすすめするインターンシップの種類は1day~3daysで現場が見ることができるものです。
ただ、現場見学のみのタイプはおすすめしません。(会社の雰囲気が掴みづらいため)
1day~3daysをおすすめする理由
- 多くの会社を見ることができる
- 比較的簡単に応募できる
- 固執することがない
- 辛くなる前に終わる
1day~3daysのような超短期インターンシップのデメリットは、会社の深いところまで理解できないという点です。
ただ、例えば1か月インターンとして働いても、実際に働いてみないと分からないことの方が多いのでそこまでのデメリットではないと思います。
合わせて:【建築施工管理インターン】効率的に進める手順と印象アップ方法
面接日程
私の場合は、2月の下旬から3月の下旬にかけて面接を受けていました。
もちろんこれはただの一例で、人により多くのパターンがあります。
多くの企業は、早期採用で3年生の1~3月で採用活動をしてます。
早期でないにしても4年生の4月頃から始まるところが多いでしょう。
面接日程に関しては、1つ注意点があります。
それは、企業の囲い込みです。
これは何かと言いますと、人手不足の企業が早く採用を終わらせてしまいたいという学生に向けて超早期に内定を出して、就活を終わらせようとすることです。
怪しいと思ったらしっかり調べておきましょう。
入社してから「こんなはずじゃなかった」となっても後の祭りです。
現状はどうすればいいか
簡単にまとめると、以下2点をしておきましょうという内容です。
- オンラインであってもインターンに参加すること
- 企業の情報をしっかり分析すること
2020年8月現在の状況としては、企業はインターンシップをオンラインで実施しているところがほとんどであることが分かっています。
これが意味するところは、会社の雰囲気も現場についても実際に知ることができないということです。
この状況でどうすればいいかは、オンラインでもインターンは参加することです。
おそらく長期インターンをしている企業はほとんどないですが、オンラインであることを考えるならばむしろその方がいいです。
以下2点を考えると、超短期のインターンに複数社参加することが望ましいでしょう。
- 手軽に社員の印象を掴めること(限界はありますが)
- 次につながる可能性があること
今後の予想としては、少数に絞って現場見学型インターンを行う企業が出てくると思っています。
理由としては、企業側も現場を見学したことが無い学生を採用するリスクを取りたくないからです。
採用には多くのコストが掛かってきますので、採用した人がすぐ辞めるという事態は避けたいのです。
話は変わりますが、就活を進めていく中で、最近特に重要なのが企業情報をしっかり分析することです。
存続が怪しい企業を、こちらでフィルタリングしていかなければなりません。
内定取り消しというニュースも入ってくるこのご時世です。
十分注意しましょう。
面接について
面接の内容やどのような対策をしていたか書いています。
面接内容
私の場合、面接内容は特段イレギュラーなことを聞かれませんでした。
一般的に聞かれるもので言ったら、
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
などのようなことを聞かれます。
また、
- 施工管理の仕事内容は何か
- 施工管理という仕事のイメージ
- 辛いけどやっていけるか
などのような業界に関する質問がされます。
面接で聞かれたことについて詳細は、下記のリンクから見ることができます。
面接対策
面接の対策として私がやっていたことは、次の3点です。
- 自己分析
- 企業分析
- 質問予測
自己分析は、PROGテストを大学で受けたので、その結果から現状を把握することから始めました。
自分の過去の経験と照らし合わせて、長所や短所を見つめなおします。
そして発展させて考えていきます。
例えば、「この長所は仕事のこんな場面に活かせる」といった想定をするようなことです。
自己分析は、最初は書籍を用いて始めようとしたのですが、量が多すぎて途中でやめてしまいました。
なので、PROGのようなテストを受けることをおすすめします。
企業分析は、その会社のインターンに行ったり、ホームページを見たり・IRを見たりして行いました。
財務諸表を読む力をつけておくことをおすすめします。
今後その会社は、存続可能なのかをあらかじめ判断できるからです。
企業に関する情報を面接で聞かれる可能性もありますし、聞かれなかったとしても自分から知っているというアピールをすることができるので必須となります。
質問予測は、自分のエントリーシートなどを見返して聞かれそうなことを予想していました。
例えば、志望理由を聞いた面接官が「それは他の会社でもできるけど何で弊社でやりたいの?」という質問が来ることを想定して、他社との差別化ポイントを明確にしておけばスムーズに面接は進みます。
また、一般的によくされるという質問に対する答えは全部用意しておくと良いでしょう。
就活でやっておいて良かったこと
内定を得るにあたり、これはしておいて良かったと思うことは、インターンシップに参加したこと・自己研鑽をしていたことの2つです。
インターンシップに参加したこと
理由は、以下3点です。
- 他社を見て比較できた
- 現場を見ることができた
- 採用に直結した
私は10社近くインターンシップに参加して、実際に肌で感じた雰囲気から面接を受ける会社を選びました。
また、現場を見たことにより、面接の際に聞かれた質問(新入社員がする施工管理の仕事に関して)にスムーズに答えることができました。
そして何より、インターンシップに参加すると企業から説明会などの案内が来ることが多いです。
私も、インターン参加後の案内から内定までいきました。
自己研鑽をしていたこと
自己研鑽と言うと、少し大げさかもしれませんが、要は就活以外に勉強していたということです。
私の勉強内容としては、ビジネス書を読んだり投資について勉強したりといったことをしていました。
これを勉強しろといったことはないですが、自分が頑張っていることが何かしら必要という事実はあります。
面接の中でも、学業以外に力を注いだことといったことをよく聞かれます。
ここの回答が答えやすくなります。
自身の知識を増やすことにもつながりますので、できることから始めましょう。
まず始めるとしたら、私のおすすめは読書です。
まとめ
- 就活は、遅くとも3年生になったら始める
- インターンは1day~3days
- 企業の囲い込みに注意
- 現状は、オンラインでもインターンには参加する・企業情報を分析する
- 面接対策には、自己分析・企業分析・質問予測
- インターン参加と自己研鑽はやっておいて良かった
今回はこのような内容となりました。
就活では自身との対話が、重要となってきます。
後悔しないように、できることは必ずしておきましょう。
皆様の就活が上手くいくことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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