今回は、施工管理職に就きたい・興味があると考えている人に向けての内容となっています。
私は21卒の建築学科4年生で、この春に就活を終わらせることができました。
その実体験をもとに、微力ではございますが皆様の就職活動の参考になればと思い、本記事を書きました。
この記事を読めば、施工管理就活の流れが分かるようになります。
※とはいえ、あくまで個人の体験談であることをご理解した上で読み進めてください。
施工管理が分からない方に簡単に説明しますと、建築現場において品質、原価、工程、安全、環境を管理するというお仕事です。
それでは、以下に私の就活の流れを書いていきます。
就活の流れ
ここからは、私の就活の流れをお話します。
前提として、私はゼネコン以外のインターンに参加していません。
なので、下記で書かれている企業や会社はすべてゼネコンです。
また、インターンシップに関しては施工管理向けのみに参加しています。
参加した企業に関しては、中小から準大手となります。
中小は1社のみで、それ以外は準大手規模の会社に参加しました。
内定は準大手規模の会社にいただきました。
3年生
4月
春休みも終わり、就活を意識し始める。
具体的な行動は起こしてはいないが、ネットなどで就活について検索して少しだけ情報を集めていた。
5月
大学で、就活のためのエントリーシート書き方講座を受講した。
フィードバックをしなかったため、今思うと就活本番に効果は無かった。経験としてはあり。
また、生協主催のインターンシップフェア(文理合同)に応募した。
6月
上旬:生協主催のインターンシップフェアに参加。
中旬:大学の就活ガイダンスに参加。
下旬:建築・土木系のインターンシップフェアに参加。
7月
上旬:午前中のみというインターン(会社説明と質問だけ)に参加。
下旬:1dayインターンシップ(現場見学・会社説明・施工ゲーム・質問)に参加。
8月
上旬:1dayインターンシップ(会社説明・グループワーク・質問・交流会)に参加。
下旬:
1dayインターンシップ(会社説明・現場見学・質問)に参加。
1dayインターンシップ(会社説明・現場見学・質問)に参加。
1dayインターンシップ(会社説明・現場見学・質問)、2度目の参加。
9月
上旬:2dayインターンシップ(会社説明・現場見学・グループワーク・BIM体験・質問・交流会)に参加。
中旬:1dayインターンシップ(会社説明・現場見学・BIM体験・質問・交流会)に参加。
10月
中旬:大学にキャリアガイダンスに参加。
下旬:PROGテストを受講。
基本的には、夏のインターンに参加した後で燃え尽きていた。
11月
上旬:夏のインターンに参加した企業からの誘いで、インターン(現場見学・質問・交流会)に参加。
下旬:大学のゼミで現場見学(就活ではないが、インターンみたいだったので記載)
12月
ゼミの課題が忙しくて、就活に関することを何もしていなかった。
夏に行った企業から早期説明会や、インターンの案内は来ていたがどれも返事をしなかった。(魅力を感じなかったため)
1月
ゼミの発表および期末テストにより、気づいたら終わっていた。
2月
上旬:11月に2度目の参加をした企業のインターン(現場見学・会社説明・質問)にまた参加。
下旬:3回インターンに参加した企業の一次選考(筆記試験・面談)を受ける。
3月
上旬:二次選考(小論文・面接)を受ける。
中旬:三次選考(役員面接)を受ける。→ 内々定し、就活終了。
就活の流れまとめ
以上の流れで、私は就活が終わりました。
結果としては3年生のうちに就活を終えることができました。
簡単にまとめると、
夏のインターンに7社参加してそのうち1社のみその後もインターンに参加し3月にその会社に内々定が決まるという内容でした。
合わせて:【建築】施工管理就活の進め方と対策
施工管理就活に対する考え
私の就活の流れを見て、なんで大手企業を受けていないのとか、後半だらけてると思った方がいると思います。
なので、それぞれ理由を説明していこうと思います。
中小~準大手のみにした理由
実は上記では書いていないのですが、一応大手のインターンには1社だけ応募していました。
落ちましたけど。
これも理由の一つではありますが、大きな理由としては以下の通りです。
大手企業になると、鉄骨担当のように現場全体ではなく一部を担当します。
私は現場全体を見たいと思ったため、大手ではなく中小~準大手規模を志望しました。
この事実に気づいたのは、7月のインターンに参加してからで、大手に応募した後でした。。
夏以降の就活に対する姿勢について
夏以降は、インターンに参加した企業からいろいろな案内を頂きましたが、基本的にはお断りしてきました。
実は、夏のインターンシップに参加した段階でいきたい企業を絞っていました。
そのため、内定を得るためだけの案内にはなるべくいかないようにしていました。
自分のいきたい企業の案内は参加していましたが、それが内々定を頂いた企業でした。
他にも2社ほど良いと思った企業はありましたが、1つの企業に集中したいと思ったため後回しにしていました。
もし落ちたら、他にあたろうという感じで2月くらいは過ごしていました。
正直なところ、落ちる気がしていなかったというのも他の企業を後回しにしていた理由になります。
それだけその企業を研究していて、インターンシップで良い印象を与えられていたと思っていたからです。
落ちるかもと思っていたら、多分他の企業も同時進行していました。
最後に
今回は、私の施工管理就活の流れをまとめました。
もちろん人により、どのように取り組むかは変わってきます。
ただ、何も分からないという段階にいる人の参考になっていれば幸いです。
現在は、現場見学などのインターンシップができない状況ではありますが、オンラインであれインターンシップは間違いなく参加しておいた方がいいです。
建築業界は若手がかなり足りていない状態にあります。
そのため、採用に関しては他の業種に比べればまだ希望があります。
自分が納得できるようにやりきりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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